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理学療法士がフィットネスクラブで働くメリット

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こんにちは!Koheiです。

 

花粉症がひどすぎてティッシュの消費量がとんでもないことになっております。

格安のティッシュを求め、よく近所にあるドラッグストア◯リに買いに行くのですが、また来たよこいつ みたいな目でみられております。 

売り上げに貢献してるんだからいいじゃんか・・・

 

そんなことはさておき、

4月末に所属している整形クリニックが専門学校で説明会を行うのですが、

そこで、理学療法士とトレーナーの働き甲斐”というテーマでお話をさせて頂くことになりました!

 

10分程度のプレゼンになりますが、そこで話しをする内容をブログで紹介をしたいと思います。

僕自身整形クリニックとフィットネスクラブというちょっと変わった働き方をしていますが、

フィットネスクラブに興味のある理学療法士の方や学生さんはぜひ読んでみてください。

ちなみに、フィットネスクラブでの具体的な仕事内容に関してはこちらの記事をみてみてください。

 

mukimuki.hateblo.jp

 

僕が働き甲斐を感じているのは3つのメリットを感じているからなんですよね。

その、働くことでの3つのメリットをもとにフィットネスクラブでの働き甲斐について説明していきます。

 

 

 

臨床力がメキメキアップ

3年間、整形クリニックとフィットネスクラブで働いてきてすごく感じることがあります。

それは、 治療成績がめちゃくちゃ上がってきているということ。

 

経験年数が増えてきたからじゃない?とか、勉強してるからじゃない?とか、ツッコミが入りそうですが、あきらかにフィットネスクラブで働き始めてから変わってきたんですよね。

なぜ上がってきたか詳しく説明していきます。

 

整形クリニックでは様々な症状を呈する患者さんに対して治療を行うわけですが、

治療だけではなく問診や評価も含めて時間内に行うタイムマネジメントも必要になります。

 

また、治療した内容をホームプログラム(家で行う体操)に落とし込み、次回来るまでに家でやってきてもらうわけですが、

ホームプログラムが適切なものが提供できてないと、1週間後にまた来ていただいたときに、変化がありません となるわけです。

そのため、適切なホームプログラムが提供できる = 治療成績が上がる といっても過言じゃないなと思っています。

 

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フィットネスクラブではグループレッスン(集団体操)を行っていますが、基本的には家でも行えるような体操を提供しています。

 

毎日のように行っているので、毎回同じ内容だと会員さんが飽きちゃうんですよね。

そのため毎回必死になって内容を考えるわけですが、そんなことを3年間も続けていると異常にセルフエクササイズのボキャブラリーが増えました。

 

すると何が起きたかというと、クリニックで働いているときに適切なホームプログラムを瞬時に選択することができ始めたんですよね。

 

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理学療法士としてフィットネスクラブで働かれている方の多くは、パーソナルトレーナーとしてではないでしょうか。

 

理学療法士の強み(1対1での細かい分析や治療)を生かせるのでいいとは思いますが、パーソナルトレーナー1本ではなく臨床にも出ている方は、ぜひグループレッスンも行って欲しいなと思います。

 

 

施設へのメリット

整形クリニックで症状が改善した方に対して、フィットネスクラブに来ていただき、再発予防を目的に運動をしていただいていますが、

 

担当していたクリニックのPTから情報を受け取り、フィットネスクラブのスタッフへ伝えるという情報伝達の役割を担っています。

 

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また、フィットネスクラブで会員の方から健康相談を受けますが、気になる症状であったり動きを見ていておかしいなと思うことがあれば整形クリニックや他の病院へ受診を促しています。

 

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病院とフィットネスクラブが連携をした施設を時々みかけますが、フィットネスクラブのスタッフの数が少なかったり、知識のない無資格者がスタッフである場合が多い印象です。

 

明らかな血圧異常や体調不良であれば対応は可能だと思いますが、フィットネスクラブで訴えの多い頚部痛や腰痛、膝痛などの対応は難しいでしょう。

 

理学療法士が普段の臨床で行っている問診や評価を会員の方に行うことで、早急に対応しなければならない症状(red flag)がどうかの判断や、どういったことに気をつけた方が良いのかの判断ができますので、施設側のリスク管理に寄与できているのではないかと思います。

 

社会的なメリット

先ほど、グループレッスンを行うことは臨床に役立つよ!なんて話しをしましたが、もう一つフィットネスクラブでの働き甲斐を感じることがあります。

それは、複数人の方を同時に健康に導けるということ。

 

理学療法士は基本的に、患者さんと1対1でリハを行います。

 

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しかし、フィットネスクラブでは理学療法士一人に対して複数人の会員さんを相手にします。

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もちろん1対1と比べて質は落ちるかもしれませんが、一度に多くの方に理学療法士の知識を伝えることができるため、すごく社会的にメリットがあるんじゃないかな〜と思っています。

理学療法士の方なら感じていることですが、理学療法士の認知度はすごくすごく低いです。 

こういった複数人に対して理学療法士の専門性を発揮できれば認知度アップにも繋がってくるでしょう。

 

まとめ

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今回は理学療法士が整形クリニックとフィットネスクラブで働くメリットについて書いていきました。

 

正直フィットネスクラブで働く前は、自分のためになるのかなぁ・・・と不安だらけでしたね。

今は働いて良かったと心の底から思っています。

 

理学療法士がフィットネスクラブで働いているパターンの多くは、パーソナルトレーナーとしてです。

強みが活かせますし、稼げる分野でもあるのでそれはそれでいいと思いますが、臨床に生かせる働き方はグループレッスンを持つことだと思います。

 

また、たくさんの方に健康知識を伝えることは社会的なメリットがありますし、認知度アップにも貢献できるでしょう。

 

質問がある方はこちらから受け付けていますのでなんでも聞いてくださいね。

インスタツイッターからでもOKです!

 

それでは、Have a good day!