国家資格をとったら一生安泰?そんな時代はとうに終わった
こんにちは!Koheiです。
最近ロードバイクにどハマりしまして、月1回ぐらいで爆走しております。
正直ロードバイクをなめてました。
足だけしか動かさないから疲れないでしょ。みたいな。
終わった後は水泳をした時のような倦怠感がすごくて、
帰り道に居眠り運転でほんとに事故しそうになりました。
消費カロリーをみてみると、
743Kcal!!!
そりゃクタクタになるわ・・・
でもダイエットになるし、気分転換もできるんでしばらくは続けようと思います。
それでは本題に入りますが、
先日専門学校で、理学療法士兼トレーナーとしての働き甲斐 について学生さんにお話をさせていただきました。
理学療法士がフィットネスクラブで働くメリットという記事で話した内容を書きましたが、他にも学生さんに伝えた内容があるので今回紹介をしたいと思います。
理学療法士の需要と供給
知ってらっしゃる方は多いと思いますが、最近厚生労働省からこんなデータが出ました。
2040年にはPT・OTの供給数は需要数の約1.5倍になるという推計です。
20代前半の学生さんは2040年だと30代半ばですので、バリバリ働き盛りの時ですよね。
この情報を知ってか知らずか、
事前のアンケートには、「資格を取った後の働き方が不安」などといった悲観的な文言が並んでいました。
正直将来について何も考えていない、のんきな学生には厳しい現実が待っているでしょう。
ですが、逆に言えば学生のうちにしっかり考えておけばいくらでも活躍できる人材になれます。
一番悲惨なのは、なんの専門性も磨かず、ぬるま湯に浸かってきた中堅レベルの理学療法士なんじゃないでしょうか。
40代になっても所属先に貢献できず、給料だけ高くなってしまうと間違いなくリストラ対象でしょう。
現在、大企業と呼ばれる会社が月々と早期退職を促しています。
理学療法士も他人事ではありません。
理学療法士の平均年齢は30才ですので、10年後では40才台の理学療法士が大量に生まれることになります。
役職に就けなかった理学療法士はヤバいでしょうね。
XとYの理論
お笑い芸人の島田紳助さんが吉本の養成所で語った漫才の理論があるんですが、
そこで島田さんは、仕事で活躍したければまずXとYの分析をしろと語っております。
Xは何かと言うと、「自分の好きなこと」「得意なこと」。
Yは、『時代の変化」「世の中の流れ」。
これだけではわかりにくいと思うので、一発屋芸人を例に出して説明をしていきます。
一発屋芸人は基本的になぜ自分が売れたのかがわかっていません。
自分の芸風(X)と時代の流れ(Y)が分析できていないので、
時代の変化に芸風を合わせることができずにフェードアウトしていまいます。
理学療法士は芸人さんほどシビアではないですが、今後シビアにならざるを得ない時代が待っています。
自分が好きな分野、得意なジャンル(スポーツ分野、研究など)を考えるだけでは不十分で、今後の時代の流れを踏まえて自分が進む道を考えていかないと厳しいでしょうね。
ぜひ学生や若手のうちからXとYを考えてみてください。
島田さんが語った内容を詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
現状維持なんて諦めた方がいい
トライバルメディアハウス代表取締役の池田紀行さんがnoteで書いていた内容が、とても心にグサッと刺さりましたので最後に紹介します。
「突き抜けなくても、ちょいちょいのところまでいければ良い」
「現状が維持できれば満足」と考えている人は少なくない。
でもこれ、外部環境のことを考えていないんですよね。
僕らは、時代という川に浮かんでいるボートのような存在だ。
川は流れているから、同じ場所にいたいのなら、絶えずオールを漕ぎ続けなければならない。
「変えていない」「何もしていない」ことは、1日1日にも陳腐化して行っていることにほかならない
なんでそんなに働くの?とか、なんでそんなに勉強するの?って
時々言われるんですが、危機感からなんですよね。
現状維持で良いやって思うと確実に後退していきます。
そんな思いを池田さんは、ボートと川に例えてすごくわかりやすく言語化して下さっています。
皆さんはボートを必死に漕いでますか?
そうでなければ今日からでも必死に漕いで上流を一緒に目指しましょう。
それでは、Have a good day!