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ダイエットの基本 食事を変える前に睡眠とストレスを考えよう!

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こんにちは!山口県山口市パーソナルトレーナーをしているKoheiです!

前回、ダイエット初心者必見!ダイエットの鉄則を解説  という記事でダイエットの鉄則について書きましたが、

今回はダイエットと睡眠・ストレスの関係について書きたいと思います!

 

ダイエット指導をする上で食事のアドバイスは必ず行いますが、その前に睡眠とストレスについては必ず聞くようにしています。

それほどダイエットに関係している大事なことなので、睡眠不足だったりストレスを感じている人は今回の記事は要チェックです!

 

 

なぜ睡眠不足がよくないのか

皆さんの平均睡眠時間は何時間ですか?

最低でも7時間は寝ていただきたいのですが、その理由を今から書いていきます。

 

睡眠時間と食欲の関係を調べた研究があるのですが、

睡眠時間が8時間と5時間のグループを比較したところ、

5時間のグループはグレリン(食欲を増やすホルモン)が増して、レプチン(食欲を減らすホルモン)が減少した(食欲が25%増幅)

また、糖質や脂質に対する欲求が高まり判断能力が落ちる(ジャングフードを好むようになる)

と報告されています。(Taheri S 2004)

 

ちなみに、グレリンは胃から分泌されるホルモンで、本来は空腹のときに体内のエネルギーが不足したときに分泌され、

レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、食事をした後などに分泌されます。

 

無性にジャンクフードやスイーツなどを欲することがある人は、まず睡眠時間が足りているかどうかを気にしてみましょう!

何時間寝たか記録したい!という人は、Sleep Cycleというアプリがあるので使ってみてもいいかもしれませんね。

 

 

ストレスはダイエットの大敵

ダイエット指導をしていて、職場や家庭のストレスを抱えている人は爆食いしてしまう人が多いな〜という印象です。

 

なぜ爆食いしてしまうかですが、

人間はストレスを感じると、それに対処するために副腎という臓器からコルチゾールというホルモンを分泌します。

コルチゾールは、元々生物が生命の危機(飢餓や外敵から逃げる)の際に、体内のエネルギーを使って血圧や血糖を上昇させるためのホルモンですが、

現代人がストレスを感じる際も同様にこのホルモンが分泌されます。

 

そしてコルチゾールが分泌されると、エネルギーを確保するため脳から「食べろ」という指令が出ます。

そのためコルチゾールが増えると食欲が増してしまう可能性があるのですが、

レプチン(食欲を抑制するホルモン)が減少してしまうので、食欲がだんだんと抑えられなくなってきます。

 

また、コルチゾールの分泌が増えると血糖値が高い状態がキープされますので、何か食べた時に血糖値がさらに高い状態になり、血糖値を下げるホルモン(インスリン)が分泌され、過剰に体内に取り込まれた糖が脂肪となりやすいのです。

 

睡眠不足もストレスとなり得るので、まずは睡眠をしっかりと取り、その他のストレスがあればなるべく解消できるように工夫してみましょう。

軽いウォーキングや湯船にゆっくりとつかるだけでもストレス軽減になると思います。

 

ダイエットを始めようとされる方は食事改善から取り組む方が多いですが、まずは生活習慣から見直してみましょう!

それではみなさま、Have a good day!

 

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